【オンライン】展覧会図録deリーディング・テーブル〜美術展の図録を紹介し合い、図録について思う存分しゃべろう！

「リーディング・テーブル読書会」を主催。特別イベントも展開中

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緊急事態宣言で、多くの美術館が休館中です。
フラストレーションが溜まっているアート好きの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回、お手元の展覧会図録を紹介し合い、図録や展覧会について思う存分にしゃべり合うというオンラインイベントを企画しました。

まず美術展の図録とは、展覧会の単なる記録なのではありません。
それは、美術展関係者の血と涙と汗の結晶。

作品を残した芸術家たち。
その本人以上に、その作者・作品に精通している者。
そんな専門家である学芸員たちが己の力を振り絞り、これまで観て聴いて学んで感じてきたもの全てを動員。
七転八倒しながら対象となる作者・作品と格闘した。
そんな闘いの軌跡でもあるのです。

さらに図録は、プロの学芸員たちが後世に遺した手紙のような役割も果たしているんですよ。
一つは同じ道を志す未来の専門家たちへの。
もう一つは、（現在も含めた）私たち一般愛好者への。

前者については、「巨人の肩に乗る」という説明で十分でしょう。

後者については、作品世界の広い背景を指し示すと同時に、展覧会を楽しむポイントのようなものも懇切丁寧に教えてくれている。
いわばナビゲーターとしての役割も果たしているんです。

というわけで、敢えてこう述べてみます。
「図録の肩に乗ってみようよ！！」と。

全国のアート好き、展覧会好き、美術館好きの皆さん。
みんなで図録を紹介し、アートについてのおしゃべりを楽しみましょう！！