【哲学カフェ】谷崎潤一郎『陰翳礼讃』~美はどこに宿るのか/「陰」の美学と近代化【初心者大歓迎】
ギリシア哲学からアニメまで!哲学的読書会&シネマ哲学カフェ
参加申し込み
別のサイトに移動します。
明るいことは、本当にそれだけで良いことなのでしょうか。
電灯が生活の隅々までを照らし、西洋式の建築や生活様式が急速に広がっていった昭和初期。谷崎潤一郎(1886~1965年)は『陰翳礼讃』で、日本の家屋、床の間、漆器、羊羹、能、そして厠にいたるまで、さまざまなものを取り上げながら、「陰」のなかに生まれる美について考えます。
暗い座敷の奥に置かれた金箔、ほのかな光を受ける漆器、闇のなかで初めて姿を現す色や質感。谷崎にとって、美しさは物そのものに備わっているのではありません。光と闇、物と空間、その関係のなかから立ち現れてくるものでした。
私たちは、より明るく、より便利に、より清潔にすることを「進歩」と考えてきました。しかし、すべてを明るみに出すことで、かえって失ってしまうものはないのでしょうか。
そもそも「美しい」と感じる感覚は、どこから生まれるのでしょう。美は対象そのものにあるのか。それとも、それを見る環境や文化、私たち自身の感覚によって生み出されるものなのか。
近代化によって失われつつあった「陰翳」を手がかりに、美しさ、便利さ、文化、そして私たちのものの見方について考えます。
電灯が生活の隅々までを照らし、西洋式の建築や生活様式が急速に広がっていった昭和初期。谷崎潤一郎(1886~1965年)は『陰翳礼讃』で、日本の家屋、床の間、漆器、羊羹、能、そして厠にいたるまで、さまざまなものを取り上げながら、「陰」のなかに生まれる美について考えます。
暗い座敷の奥に置かれた金箔、ほのかな光を受ける漆器、闇のなかで初めて姿を現す色や質感。谷崎にとって、美しさは物そのものに備わっているのではありません。光と闇、物と空間、その関係のなかから立ち現れてくるものでした。
私たちは、より明るく、より便利に、より清潔にすることを「進歩」と考えてきました。しかし、すべてを明るみに出すことで、かえって失ってしまうものはないのでしょうか。
そもそも「美しい」と感じる感覚は、どこから生まれるのでしょう。美は対象そのものにあるのか。それとも、それを見る環境や文化、私たち自身の感覚によって生み出されるものなのか。
近代化によって失われつつあった「陰翳」を手がかりに、美しさ、便利さ、文化、そして私たちのものの見方について考えます。
イベント情報
主催グループ
読書会の写真や過去のイベント情報などはこちらから
