【オンライン開催】「原文を味わってみる読書会」第5回 トレヴァー『アフター・レイン』(その3)(5/23)

外国語で書かれた作品の原文を味わってみませんか
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【お知らせ】
本イベントは、Zoomを使用してオンラインで開催します。
お申込みいただいた方には、開始直前にZoomへの招待URLをお知らせいたします。

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「この翻訳、原文ではいったいどんな表現になってるんだろう?ちょっと読んでみたいな。でも、自分だけで読むのは難しそうだな…。」

翻訳された本を読んでいて、こんなふうに思った経験はないでしょうか。

この「原文を味わってみる読書会」はそんな方のために、原文の言語に詳しい方をお招きして手助けをしてもらいながら、原文の言い回しやニュアンスを味わってみる読書会です。今回のサポート役には、語学塾こもれびの英語講師をお招きします。
取り扱う本は事前にお知らせしますので、原文にサッと目を通してきていただけるとよりお楽しみいただけると思います。気になった箇所は当日に質問などしてみてください。

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今回の本は、William Trevor(1928〜2016)の" After Rain " (1996)。この短編集から、表題作である" After Rain "を取り上げます。

国書刊行会による「ウィリアム・トレヴァー・コレクション」も話題になったアイルランドの作家。「短編の名手」として名高い彼の作品を読んでみます。同署の翻訳は彩流社から『アフター・レイン』(訳:安藤啓子、神谷明美、佐治小枝子、鈴木邦子、2009年)として刊行されています。

「アイルランドが生んだ現代最高の短編作家、珠玉の12編! 行間ににじむ余韻で登場人物の意識の動きを描き切る――トレヴァー独特の心理描写が冴える!」とは帯文の惹句。生誕地アイルランド・コーク州のミッチェルズタウンにある記念碑には、「私のフィクションは、時おり、人生の様々な局面に光を当てますが、意識的にそうしているわけではありません。私は単なるストーリー・テラーです」との彼の言葉が刻まれているそうです(『アフター・レイン』(彩流社)p.320より)。

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そんなトレヴァーの原文を読み、作家のストーリー・テリングを味わってみたいと思います。
「その3」となる今回は、最後のセクションから数えて4つ目、"She walks through the heat of the morning on the narrow road to the town, by the graveyard and the abandoned petrol pumps."で始まるセクションから、できれば最後までを扱います。声に出してみたり、意味を拾ったりしてみます。
皆さんで、気づいたことや疑問に思ったことなどを共有しながら、楽しく読み進めましょう。

なお、恐れ入りますが、原文についてはご自身でご用意ください。ご参考までに、Kindle版でしたらAmazonにてすぐにお求めいただけるようです。
https://www.amazon.co.jp/After-Rain-Stories-William-Trevor-ebook/dp/B001LFDAFA/

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1時間経ったら、「原文を味わってみる読書会」としてはいったん終了です。10分間の休憩の後、新たに「翻訳してみる読書会」として1時間、今度は「自分の言葉で日本語に訳してみる」という観点から作品と向き合ってみます。
https://peatix.com/event/1494863/

どちらかの会に単独でご参加いただく場合の参加費はそれぞれ1,000円(税込)ですが、2つともにご参加いただける場合は合計の参加費を1,500円(税込)とさせていただきます。もちろん、どちらかだけのご参加も大歓迎です。
今なら2か月無料
体験できる
※2024年5月9日まで!

イベント情報

開催日時
2020/05/23(土) 19:30~20:30
開催場所
Zoom
主催者の性別
男性
主催者の年代
30代

主催グループ

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