6/16小さなカフェの読書会『虐殺器官』

西八王子のこじんまりしたカフェでの読書会です。
6月の本は、「ゼロ年代SFベスト」国内篇第1位になるなど2007年発表以来多くの人を惹きつけてやまない伊藤計劃のデビュー作『虐殺器官』。
現実がますますディストピアに近づいているように見える中で、この作品で描かれる恐ろしい虐殺は今まさに起きていて、私が知らないだけなのかもしれないと思えてきます。
陰惨なだけではなく、鮮やかなイメージ、哲学的な会話、SFの醍醐味であるガジェット要素など多くの魅力があります。
初読の方もファンの方も、ぜひご参加ください。

【流れ】
基本的に当日までに一度は読み、本を持参してください。
①読んできた感想を一言ずつ話していただき、全員でシェアします
②他の人の意見を聞いて気付いたことや考えたことを話します
③みんなで考えてみたい問いやテーマについて話し合います

【日時】
2024/06/16 (日)10:00 - 12:00

【参加費】
500円（当日現金で支払いをお願いします）

【課題本】
伊藤計劃『虐殺器官』（ハヤカワ文庫など）

STORY
9・11以降の“テロとの戦い"は転機を迎えていた。 先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、 後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。 米軍大尉クラヴィス・シェパードは、 その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、 ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう…… 彼の目的とはいったいなにか? 大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官"とは? 現代の罪と罰を描破する、ゼロ年代最高のフィクション。
（amazonより）

【進行役】
小西（30代女性）

【ルール】
・他の人の発言を遮らず最後まで聞く
・他の人の意見を否定しない

【人数】
５名
※店舗での申込みも受け付けているため、定員に達した場合はWeb申込みを締め切ることがあります。

【場所】
喫茶オーレ
東京都八王子市散田町3－10－12（最寄り：JR西八王子駅）
※営業時間外のためカフェメニューの提供はありません

【主催者】
オーレ読書会