【奥いけ!】『歴史学のトリセツ』(小田中直樹、ちくまプリマー新書)【第33回奥池袋読書会】

「読書会の普及」が目標!未読者参加型にもチャレンジ!!
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こんにちは。
今回の選書を担当したこみーと申します。

さっそくですが皆さんは「歴史」が好きですか?
私は大好きです。

「カノッサの屈辱」「ピョートル大帝」「サラディン」
「アール・ヌーヴォー」「ベル・エポック」
「アウステルリッツの三帝会戦」など、
高校の世界史を学んでいると、
次から次へとかっこいい用語に出会います。

そのかっこよさに憧れて、
私は大学で教育学部の歴史学を専攻しました。

しかし、
そこで待ち受けていたのは
一次資料による「客観性」を突き詰める「歴史学」でした。

「歴史」と「歴史学」。

そもそも人には認知バイアスが存在するにも関わらず、
客観的って何を指しているんだろう?

そもそも
・歴史学ってどういう学問なのか?
・歴史学って科学だから再現性があるの?
・いま歴史学はどのような問題と向き合っているのか?

問いは次々に問いを呼び、
「誰に」「何を」「どのように」聞いて良いのかもわからず、
青春時代の悶々と重なり、
非常に苦しんだことを今でも思い出します。

ただ、
今で自分自身の中にある程度の
「歴史学」の見取り図があります。

文学や哲学などを経由し、
回り道に回り道を繰り返す中で、
歴史学の厄介さに悩んでいたのは自分だけでは無いと
知ったからです。

さて、そんな現代歴史学の見取り図が
「わずか約175ページ」のコンパクトな新書で把握できるといったら、
学生時代の自分は驚愕したでしょう。

今回の読書会で取り上げる『歴史学のトリセツ』は
そういう凄本でした。

みんな忙しい年末の夜
(&初めての平日夜の読書会開催)ですが、
本書を手がかりに「歴史のここが好き」
「やはり歴史学ってよくわからない」
「次に何を読んだら良いのか知りたい」など
ワイワイガヤガヤ話し合えればいいなと思っています。

歴史や歴史学にちょっとでも興味があれば、
全部読み終わってなくても問題ありません。
ぜひお気軽にご参加ください。

(注)奥いけ!は「聴き専参加」・「未読参加」ともにOKなんですよ
今なら2か月無料
体験できる
※2024年5月9日まで!

イベント情報

開催日時
2022/12/28(水) 20:00~21:15
開催場所
オンライン開催(Zoomミーティングルーム)
主催者の性別
男性
主催者の年代
40代

主催グループ

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