日本戯曲で触れる!キリスト教シリーズ③第91回『本読み会/井上ひさし』&『忘本会!2022』

「戯曲を読むこと」は、「夢を見ること」に似ています。
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とうとう2022年も最後のご案内となりました。矢代静一、遠藤周作と続いた「日本戯曲で触れる!キリスト教シリーズ」、第三弾は井上ひさしを取り上げます!
しかも今回、会の終了後には3年ぶりとなる『忘本会』も開催する予定です。みなさんのご参加お待ちしております!

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日本戯曲で触れる!キリスト教シリーズ③第91回『本読み会/井上ひさし』

■作家
井上ひさし

■作品
『珍訳聖書』

収録
『珍訳聖書』(新潮文庫 草 168-9)
『珍訳聖書(Kindle版)』(新潮文庫 草 168-9)
※『本読み会』ホームページ経由でご購入いただくと、ほんの僅かですが、『本読み会』にお金が入ります。運営をお助けください!

■日時
2022年12月28日(水)13:00~17:00
※『忘本会!2022』の案内は下部にございます。

■場所
都内・文京区周辺
※詳細は参加者に個別にご連絡差し上げます。
※新型コロナウィルス感染対策についてはコチラをご覧ください。

■参加費
お一人様500円
※学生の方は無料です!

■作品について
犬の世界のストリップ劇場。人気踊り子のマリア犬櫛は、死の病“狂犬病”に冒されていた。主治医の犬丸とマリアの弟で刑事の犬塚は、感染経路の特定のために奔走、ついに全ての感染者を見つけるが、そこに「“作者”からの手紙」が届くーー。
入れ子に次ぐ入れ子構造、劇中劇中劇中劇・・・の幕がまた上がり、また降りる。トリッキーな構造で昭和という時代を切り取った『珍訳聖書』、井上ひさしの初期傑作戯曲です。

戦後の日本演劇界で最も優れた劇作家と言っても過言ではない、故・井上ひさし氏は、弟と共にカトリック系の児童養護施設に預けられていた過去があります。施設の献身的な修道士の姿に感銘を受け、カトリックに入信した井上ひさしは、熱心な信者ではなかった(棄教したとの話も)ようですが、キリスト教の教えや“赦し”のテーマには、生涯に渡って想いを巡らせていた様子もあります。
そんな彼が“聖書”の名をつけた物語、キリスト教を直接のテーマに扱ってはいませんが、戯曲の中には受難や迫害といったイメージが散りばめられています。井上ひさしが何を想ってこの物語を書いたのか、そこを探ってみるのも面白いかもしれません。

■おねがい
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。図書館やインターネット等を利用し、戯曲はご自身で入手していただければ幸いです。(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)

ですが、なかなか手に入りづらい戯曲が多いことも事実です。どうしても手に入らない場合、お早めにご連絡いただければ、当日テキストのコピーをご用意いたします(実費のご負担をいただきます)。

作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。

■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。(定員数は戯曲によって変動いたします。)



★★★同日開催!『忘本会!2022』のお知らせ★★★

さて、上記第91回『本読み会/井上ひさし』の開催後には、3年ぶりとなる忘年会企画、『忘本会!2022』を開催いたします。

「年末くらい、本のことは忘れてお酒を飲もうよ」という趣旨の、つまりは忘年会ですが、毎年戯曲のことばかり話しております。
今年は準備期間があまりないのでなんとも言えませんが、お楽しみ企画を用意するかも?

『本読み会』と『忘本会!2022』、どちらかのみのご参加でもOKです!
皆様のご参加を、心よりお待ちしております!
※お店の予約の関係で、早めにお申し込みいただけると助かります。
※新型コロナウィルスの感染状況によっては、開催を中止する可能性がございます。ご了承ください。

■日時
2022年12月28日(水)17:15〜19:15(予定)

■場所
未定
※『本読み会』会場近くの居酒屋を利用する予定です。

■会費
2時間飲み放題付きのコースで、4,000円を予定しております。
今なら2か月無料
体験できる
※2024年5月9日まで!

イベント情報

開催日時
2022/12/28(水) 13:00~17:00
開催場所
都内・文京区周辺
主催者の性別
男性
主催者の年代
40代

主催グループ

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