読書会『海』　MANABICA BOOK CLUB

“「忘れられない遠い昔の出来事。切ない思い出。誰にも内緒にしている大事な秘密。理屈で説明できない不思議な体験。等々、何でもいいんだが、お客さんたちが持ち込んでくる記憶に題名をつけること、それが私の仕事なんだ。」”

～あらすじ～
恋人の家を訪ねた青年が、海からの風が吹いて初めて鳴る〈鳴鱗琴〉について、一晩彼女の弟と語り合う「海」、言葉を失った少女と孤独なドアマンの交流を綴る「ひよこトラック」、思い出に題名をつける老人と観光ガイドの少年の話「ガイド」など、静謐で妖しくちょっと奇妙な七編を収録した短編集。

～読書会案内～
小川洋子の短編小説集『海』を読んで、みんなで感想を語り合いませんか。

今回の課題本は『博士の愛した数式』『密やかな結晶』などの小説で知られる小川洋子の短編集です。現実ではなかなか居場所のない人や、社会の片隅でひっそり生きる人たちの一瞬のきらめきを描いた本作。静かな秋の夜長に読むのはぴったりだと思います。

今回の読書会では7編の中から主に「海」と「ガイド」を取り上げて、みんなで感想を語り合いたいと思います。（時間があれば、他の短編も語れればと思っています）

文庫本で１６０ページの短編集なので、読みやすく、初めての方も参加しやすいかと思います。


日時：１１/１３（日）１０:００-１１:３０
　　　→９時４５分には２階の席にいて、お待ちしています。

定員：4名程度（主催1名を入れて、3名集まれば開催します。）

場所：池袋別館　コーヒーサロン　タカセ　2階(豊島区東池袋１丁目１−１７)
　　　※本館の裏手通りにある別館です。
　２階の席でお待ちしています。目印に席に黄色の造花を置いておきます。

参加費：無料
　→参加費は必要ないですが、カフェで行うため、一品頼んでいただけると助かります。

参加資格：『海』を読んだ方なら所属、年齢問わず誰でも

主催：MANABICA（学びや教育に関する対話カフェ・読書会を実施しています。
　　　（今回はBOOK CLUBと称して、課題本形式の読書会を行います。）
　　　→MANABICAのツイッター　https://twitter.com/@manabica_ed
　　　　　　　　　　　　　note 　https://note.com/manabica/


※読書会後には任意の参加でランチ会を考えています。

※本読書会は少人数制の読書会です。会の運営に響きますので、無断キャンセルなどないようにお願いいたします。また、キャンセルされる場合は前日までの連絡をお願いいたします。

※感染防止のため、以下のことをご了承ください。

・参加者は、新型コロナのワクチンを二回以上接種した方に限らせていただきます。
・会場ではマスクの着用をお願いいたします。
・東京都の感染状況によっては、急遽、開催を中止することもあります。そのときはメールにてご連絡をいたします。