【奥いけ！】『仕事と人生に効く　教養としての映画』（伊藤弘了、PHP研究所）【第31回奥池袋読書会】

ご存じの方も多いでしょう。
あの人気作品「ドラゴンボール」には、
相手の戦闘力を測定する
「スカウター」という装置があったことを。

実は本当に内緒にしていただきたいのですが、
世界支配を企むユダヤ資本が、
「スカウター」の開発に乗り出しているらしいんです。
みんなの映画鑑賞力を測るためのね。

​
すみません。
そんな事実はありません。
ちゃんと真面目に書きます。

上記ネタにも書いた映画鑑賞力。
言い換えれば、
その映画の魅力を分析し引き出せる能力。

これが実は、
ビジネスにも通じているとしたらどうでしょう。
俄然、興味が湧いてきませんか？

考えてもみてください。
多くの視聴者を感動させてナンボ。
それが大衆娯楽作品である映画なんです。
（あくまでも一般論ですよ）

​人の心をつかむために、
あの手この手で各手法を
駆使しまくっているのです。
​製作者側は。
まるでNo.1ホストのようにね。

ホストのように取引先を籠絡し、
ホストのように上司を丸め込み、
そしてホストのように舞う。
（ホスト、ごめん！）

さらに言えば、
「ここがうちの映画の魅力だよ」なんてのは、
作中では誰も教えてくれません。
その作品の隠された魅力を分析し引き出す能力は、
まるで名探偵コナンそのもの。

コナンのように証拠を集め、
​コナンのように推理し、
そしてコナンのように冬でも半ズボン。
（じゃなくて、どんな難事件も解決する）

その姿はまるで、
ビジネスのソリューションに立ち向かう、
外資系No.1コンサルそのもの。
（半ズボンは履いていないけれど）

どうです？
映画力とビジネスで求められる能力には、
共通点が多いとは思いませんか。

えっ？
映画なんて好きに見ればいい？

う〜ん。
確かにそうかも。
感覚だけに頼るのは楽ですよね・・・。

コスパが悪いことに目をつぶれば。

他人に操られるだけの人生を歩みたければ。