【奥いけ】『物語のカギ 「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』【第30回 奥池袋読書会】

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読書会を主宰しているせいか、
次のようなことをよく言われます。
「興味はあるけれど、
読書会で何を話せばいいか分からない」と。

そんな方たちの話を聴くと、
どうも2つの大きな壁があるようなんです。
「失敗したくない」という壁と
「感想を上手く言語化できない」という壁。

なかなか手ごわいこの2つの壁。
前者や心理的なもの。
一方で後者は、ある種の目のつけどころ的なもの。
​まさに「前門の虎、後門の狼」。

たしかに、
地道に読解力を上げていくしかないのでしょう。
それは分かります。
でも、その読解力を上げるには、
そもそも、何をどうしていけばいいのでしょう?
その最初の一歩をどう踏み出せば良いのかが、
全く分からないのです。
まるで目隠しをして素手で立ち向かうようなもの。
これじゃあ、スライムすら倒せないよね・・・。

長年、そのように思っておりました。
(結局、自分の悩みに変化しちゃう)

ところが、なんと!
この2つの悩みを同時に解消してくれる。
そんな画期的な本が出版されたんです。

その名も
『物語のカギ 「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』
(渡辺祐真/スケザネ、笠間書院)。

著者のスケザネさんは、ご自身の体験も踏まえながら、
物語を楽しむための方法・視点を38個の「カギ」として
やさしく紹介してくれています。

さらに「虫の視線」、「鳥の視線」などという構成をとおし、
これら38個の「カギ」のそれぞれが、
互いに影響し合っていることも教えてくれているんです。

しかもこの「カギ」という表現。
お手軽に分かった気にさせるためのものではありません。
むしろ、物語に丁寧に向き合うためのもの。
ああでもない、こうでもないと試行錯誤してはじめて、
見えてくるものがある。
それが物語の隠された楽しさであり、
その秘密の楽しさに通じている「物語の鍵穴」なんです。

つまり、この鍵穴。
表面上をさらっと読んだだけでは見えてこない。
物語をじっくりと味わった末に、
やっと、かすかに浮かび上がってくる。
そういう存在なんです。
「物語の鍵穴」というのは。

そしてその鍵穴を探し出し、
物語の奥底に潜んでいる秘密の扉を
開けることができた時、
そこにはあなただけの、かつ、あなたにしか体験できない。
それはもう豊饒としか言いようのない世界が
待ち構えているんです。
そのめくるめく快感に、
きっとあなたは虜になるはず。
(その物語の秘密の楽しさは、
作者自身すら気づいていないものなのかもしれません)


いかがでしょう。
本書を読んで、
物語の世界にどっぷりと浸かってみる。
その一歩をともに踏み出してみませんか?

さらに、その読書体験は、
うれしい時も悲しい時も、
あなたの人生に常に寄り添い語りかけてくる。
そんな存在になってくれるはず。

読書会というのは、
その個人的な読書体験を交換し合う場とも言えるのです。
それは、
一人ずつが異なるパーソナルなものである以上、
優劣を競うものではないのですよ。
そして、39個目の新しい「物語のカギ」。
これを創造していける。
そんなキッカケが得られる場にもなり得るのです。

というわけで、本書はある意味、
「やさしい読書会入門」とも言える本です。
物語の世界に、
そして読書会に興味のある全ての方に
オススメの一冊なんですよ。

イベント情報

開催日時
2022/09/11(日) 14:00~16:30
開催場所
オンライン開催(Zoomミーティングルーム)
主催者の性別
男性
主催者の年代
40代

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ありふれた日常の中で、読書という行為がどれほどの豊かな時間を与えてくれることか。三十年以上、全員が同じ作品を読んできて語り合う会に途切れることなく参加してきた著者が、その「魂の交流の場」への想いを味わい深い文章で綴る名エッセイ。読書会の作法やさまざまな形式の紹介、潜入ルポ、読書会記録や課題本リストも。

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