日本戯曲で触れる!キリスト教シリーズ①第88回『本読み会/矢代静一』

「戯曲を読むこと」は、「夢を見ること」に似ています。
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奔放な生活を送っていたファッションデザイナー“ノッポ”が失踪した。彼はどこに消えたのか、派手な生活を捨てたのは何故なのか。その疑問に答えるかのように、ノッポから友人に分厚い手書き原稿の戯曲が送られてきた。そしてそこには、キリスト磔刑直後のエルサレムを舞台に、信仰への迷いを抱え生きる6人の若者たちが描かれていた。

矢代静一の代表的作品である『夜明けに消えた』は、それまでの矢代作品とは大きく異なる作風で、自身の葛藤に正面から向き合った作品として知られています。矢代静一はこの作品を書き終えた後、洗礼を受け、キリスト教に入信しました。『夜明けに消えた』は、一人の人間が信仰を見出していく過程が描かれたドキュメンタリーであるとも言えるかもしれません。

人は自分以外の人間を本当に愛せるのか。当日は活き活きとした矢代のセリフを楽しみながらも、自己愛と隣人愛との間で葛藤するノッポの姿に、キリスト教の一つのあり方を見出せないか、そう考えています。

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日本戯曲で触れる!キリスト教シリーズは、日本の戯曲を通してキリスト教文化に触れてみようという新企画です!
キリスト教をテーマにした戯曲、キリスト教を信仰する作家の書いた戯曲など、少しずつ読んでいければと思っています(主催は素人ですが・・・)。
第一弾は矢代静一を取り上げました。お楽しみに!

詳細は『本読み会』ウェブサイトをご覧ください。
https://honyomikai.net/2022/06/06/88th-information/

イベント情報

開催日時
2022/07/01(金) 17:30~21:30
開催場所
東京都文京区
主催者の性別
男性
主催者の年代
40代

主催グループ

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