読書会『ねじまき鳥クロニクル～第１部、第２部～』　MANABICA BOOK CLUB

～あらすじ～
ある日、「僕」の妻のクミコが家を出た。他に恋人ができ、もう戻ることはないという。妻が家を出てから、「僕」は奇妙な人々に出会うことになる。予言する力を持つ姉妹、加納マルタとクレタ。事故が原因で不登校になっている１６歳の少女、笠原メイ。かつて満州で戦争を体験した、本田さんと間宮中尉。そして「僕」は妻が家を出たことに、彼女の家族にまつわる暗い過去が関係していることに気づくが…。

～読書会案内～
村上春樹の長編小説『ねじまき鳥クロニクル』（第１部、第２部）を読んで、みなさんで感想を語り合いませんか。

『ねじまき鳥クロニクル』は第１部『泥棒かささぎ編』、第２部『予言する鳥編』、第３部『鳥刺し男編』の３部作からなる長編小説です。第１部、第２部は１９９４年に発表されました。当初はそれで完結の予定でしたが、作者が書き残したことがあると感じ、その後第３部が1995年に発表されました。

ですので、それにならい今回は第１部・第２部と、第3部を分けて読書会を行います。
（今回の読書会では第１部、第２部を読んだうえで感想を語り合います。第３部はお読みにならなくても参加できます。また、後日第３部のみの読書会を開催します。第１部、第２部の読書会に参加したからと言って、第３部の読書会に参加しなくてはいけない、ということではありません。）

『ねじまき鳥クロニクル』は村上春樹のターニングポイントになった作品だと言われています。それ以前の村上作品の登場人物は、どちらかと言うと、他者と関わらず、自分の生き方（スタイル）を守り抜く個人主義的なものでした。しかし、本作の主人公は、自分の妻を取り戻すために、積極的に他者と関わり（ある場合には時が来るまで辛抱強く待ち）、ときに闘おうとします。その強い意志や積極性から何かを学べたらと思っています。


日時：８/２８（日）１０:００-１２:１５
→９時５０分から受付を開始します。

定員：８名程度

場所：池袋駅近くの貸し会議室（東京都豊島区 南池袋3丁目13-7）
https://www.spacemarket.com/spaces/tmgpcss6sueyqmjj/rooms/GV9ftC_gihljhXPp/

参加費：８００円
→参加費は当日、会場にてお支払いください。
参加資格：『ねじまき鳥クロニクル』（第１部、第２部）を読まれた方なら年齢、所属問わずどなたでも。

主催：MANABICA（学びや教育に関する対話カフェ・読書会を実施しています。
今回はBOOK CLUBと称して、課題本形式の読書会を行います。）
→MANABICAのツイッター　https://twitter.com/@manabica_ed
note https://note.com/manabica/


※『ねじまき鳥クロニクル』第３部の読書会は、９月～１０月頃に開催したいと考えています。

※本読書会は少人数制の読書会です。会の運営に響きますので、無断キャンセルなどないようにお願いいたします。また、キャンセルされる場合は前日までの連絡をお願いいたします。

※感染防止のため、以下のことをご了承ください。

・参加者は、新型コロナのワクチンを二回以上接種した方に限らせていただきます。
・会場ではマスクの着用をお願いいたします。
・開催中は窓を開けて換気に努めます。
・東京都の感染状況によっては、急遽、開催を中止することもあります。そのときはメールにてご連絡をいたします。