【オンライン】第24回 奥池袋読書会 『独学大全〜第4部』(全4回シリーズの最終回)
「読書会の普及」が目標!未読者参加型にもチャレンジ!!
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今回の範囲は「第4部 独学の「土台」を作ろう」。
内容は、これまで紹介された技法を例示しつつ、
「あらゆるものを学ぶ土台になる力」として、
国語・外国語・数学がとりあげられている。
なぜ、この3つなのか。
その理由は本書によれば、
「これから独学を広げていくにあたって、基礎となり前提」(P666)と
なるものだからだ。
さらに著者はこれら3つを、「書き言葉」として捉えている。
そして「書き言葉」について、次のように述べている。
「書き言葉は、時間と労力を費やして学ぶべきものであり、
また学ぶ価値のあるものである。
とりわけ独学者にとっては、リターンの大きい学習投資となるだろう。」
「独学を進めるためには、どうしても書き言葉を扱うスキルが要る。
それも高ければ高いほど、アクセスできる学習資源は拡大し、
活用できる学習スキルの幅と質は改善され」云々と。
(ともにP671より)
『独学大全〜』(注1)で紹介された55の技法を振り返ってみると、
ある一つのことに気づく。
それは意思や継続に関するもの以外は、認知能力一般。
特に「書き言葉を扱う諸スキル」に関連しているということを。
資料を集め、その理解・読解に努める。
次にそれらを要約・整理し、各技法に応じて書き出していく。
そして記憶マネジメントも図りつつ、
次なる問題意識とその解決を図るべく、
以上のプロセスをグルグルと再循環させていく。
(個人的には要約能力が意外に求められているかなと)
するとどうだろう。
今度はそれら全てが、新たなるステージへ跳躍していくための
土台であり、足場になっていく。
言い換えれば、アウトプットへの契機となる諸プロセス。
例えば、発想・連想・想起・構想などといった
「偶然と必然が織りなすあや」ともいうべき
思いつきやアイデア・企画等のベースになっていくのだ。
(無から有は産み出されないの・・・)
この一連の全プロセスに、
「書き言葉を扱う諸スキル」が
大なり小なり関係していると言えよう。
つまり、理解・記憶・選択・推論などの認知能力一般と
「書き言葉=言語操作能力」。
この両者は密接不可分の関係がある
ということである。
考えてみれば(このこと自体が再帰的なのだが)、
思考のどの瞬間にも、言語が無関係でないことが自覚される。
頭の中のモヤモヤがうまく言語化できなかったとしても・・・、
である。
だからこそ、認知能力のベースとなる言語操作能力に
ダイレクトに関わってくる科目として、
「国語」・「外国語」・「数学」にスポットライトが
あたっていると言えるのではないだろうか。
ここで他の本からの引用になってしまうが、
参考になる一節があるので紹介してみたい。
「異なった言語を知ることは、
異なった世界の見え方を会得することである。」
「言語習得による新たな認知能力の獲得は、
別に外国語に限らない。
初等教育で身につけるものと高等教育で接するものとは、
別の言語体系といえるほど異なっている。
高等教育のメリットの大部分は、おそらくはそこに由来しており、
個々の学科での新知識獲得ではないのだろう。」
(以上『銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異』全卓樹、朝日出版社、ともにP129より)
さて、今回の読書会で『独学大全』全体を通読したことになる。
記憶マネジメントのために、全体のおさらいもしてみたい。
さらに、「会読形式による英語読解の勉強会」を立ち上げられないか
も参加者同士で相談してみたい。(注2)
(仲間がいた方が挫折しにくいんです。
さらに、この『独学大全』読書会も
仲間がいたからちゃんと告知文を打てました。
みんなに本当に感謝しています)
興味のある方は、ぜひ気軽に遊びに来てくださいね。
見学だけの参加・ハンドルネームでの参加も可能ですし。
(もはや「である」調でなくなっちゃったね)
最後になりますが、
私たちの「独学の旅」はまだ始まったばかり。
みなで英語・国語・数学の基礎を固め、
さらに奥の扉をともに開けていきませんか。
合言葉は、
「一緒に奥に行こう!
励まし合って、奥にいけ!!」
(注1)略称で本当にごめんなさい
(注2)いずれは数学(高校履修範囲)の勉強会も
内容は、これまで紹介された技法を例示しつつ、
「あらゆるものを学ぶ土台になる力」として、
国語・外国語・数学がとりあげられている。
なぜ、この3つなのか。
その理由は本書によれば、
「これから独学を広げていくにあたって、基礎となり前提」(P666)と
なるものだからだ。
さらに著者はこれら3つを、「書き言葉」として捉えている。
そして「書き言葉」について、次のように述べている。
「書き言葉は、時間と労力を費やして学ぶべきものであり、
また学ぶ価値のあるものである。
とりわけ独学者にとっては、リターンの大きい学習投資となるだろう。」
「独学を進めるためには、どうしても書き言葉を扱うスキルが要る。
それも高ければ高いほど、アクセスできる学習資源は拡大し、
活用できる学習スキルの幅と質は改善され」云々と。
(ともにP671より)
『独学大全〜』(注1)で紹介された55の技法を振り返ってみると、
ある一つのことに気づく。
それは意思や継続に関するもの以外は、認知能力一般。
特に「書き言葉を扱う諸スキル」に関連しているということを。
資料を集め、その理解・読解に努める。
次にそれらを要約・整理し、各技法に応じて書き出していく。
そして記憶マネジメントも図りつつ、
次なる問題意識とその解決を図るべく、
以上のプロセスをグルグルと再循環させていく。
(個人的には要約能力が意外に求められているかなと)
するとどうだろう。
今度はそれら全てが、新たなるステージへ跳躍していくための
土台であり、足場になっていく。
言い換えれば、アウトプットへの契機となる諸プロセス。
例えば、発想・連想・想起・構想などといった
「偶然と必然が織りなすあや」ともいうべき
思いつきやアイデア・企画等のベースになっていくのだ。
(無から有は産み出されないの・・・)
この一連の全プロセスに、
「書き言葉を扱う諸スキル」が
大なり小なり関係していると言えよう。
つまり、理解・記憶・選択・推論などの認知能力一般と
「書き言葉=言語操作能力」。
この両者は密接不可分の関係がある
ということである。
考えてみれば(このこと自体が再帰的なのだが)、
思考のどの瞬間にも、言語が無関係でないことが自覚される。
頭の中のモヤモヤがうまく言語化できなかったとしても・・・、
である。
だからこそ、認知能力のベースとなる言語操作能力に
ダイレクトに関わってくる科目として、
「国語」・「外国語」・「数学」にスポットライトが
あたっていると言えるのではないだろうか。
ここで他の本からの引用になってしまうが、
参考になる一節があるので紹介してみたい。
「異なった言語を知ることは、
異なった世界の見え方を会得することである。」
「言語習得による新たな認知能力の獲得は、
別に外国語に限らない。
初等教育で身につけるものと高等教育で接するものとは、
別の言語体系といえるほど異なっている。
高等教育のメリットの大部分は、おそらくはそこに由来しており、
個々の学科での新知識獲得ではないのだろう。」
(以上『銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異』全卓樹、朝日出版社、ともにP129より)
さて、今回の読書会で『独学大全』全体を通読したことになる。
記憶マネジメントのために、全体のおさらいもしてみたい。
さらに、「会読形式による英語読解の勉強会」を立ち上げられないか
も参加者同士で相談してみたい。(注2)
(仲間がいた方が挫折しにくいんです。
さらに、この『独学大全』読書会も
仲間がいたからちゃんと告知文を打てました。
みんなに本当に感謝しています)
興味のある方は、ぜひ気軽に遊びに来てくださいね。
見学だけの参加・ハンドルネームでの参加も可能ですし。
(もはや「である」調でなくなっちゃったね)
最後になりますが、
私たちの「独学の旅」はまだ始まったばかり。
みなで英語・国語・数学の基礎を固め、
さらに奥の扉をともに開けていきませんか。
合言葉は、
「一緒に奥に行こう!
励まし合って、奥にいけ!!」
(注1)略称で本当にごめんなさい
(注2)いずれは数学(高校履修範囲)の勉強会も
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