学びながら読む、4週間のおそい読書体験。書籍:「テアイテトス 」(プラトン著) 講師: 山野弘樹(哲学者)
古典の読書を より身近に、 より豊かに。
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各講義の内容
第一回(10月10日) 11:00 - 12:30
まず『テアイテトス』を著したプラトンの経歴、およびプラトン哲学における『テアイテトス』の位置づけに関して説明をします。さらに、これから「知識」について考えていく為にも、まずは〈「知っている」とはどのようなことか?〉という問いを考えていきたいと思います。また、実際に『テアイテトス』を読み進めていく際に〈意識すべき点〉、〈押さえておくべき点〉などを指摘し、受講者の方々への〈道しるべ〉を提示したいと思います。そこで、『テアイテトス』のみならず、哲学書全般を読み進めていくときに必須となる「批判的読解」という方法に関して、解説をしていきたいと思います。
第二回(10月17日) 11:00 - 12:30
『テアイテトス』「一」~「一八」までの範囲の講義を行います。まずは、受講者の方々がSlackに投稿した論点や疑問点を踏まえたうえで、今回の講読範囲の要点をまとめます。さらに、批判的読解をするうえで見逃すことのできない次の二つの論点を提示して、受講者の皆さまと議論を深めたいと思います。その論点とは、「感覚」(38頁)および「記憶」(74頁)を巡るものです。
第三回(10月24日) 11:00 - 12:30
『テアイテトス』「一九」~「三〇」までの範囲の講義を行います。まずは、受講者の方々がSlackに投稿した論点や疑問点を踏まえたうえで、今回の講読範囲の要点をまとめます。さらに、批判的読解をするうえで見逃すことのできない次の二つの論点を提示して、受講者の皆さまと議論を深めたいと思います。その論点とは、「動き」(137頁)および「思量」(148頁)を巡るものです。
第四回(10月31日) 11:00 - 12:30
『テアイテトス』「三一」~「三八」までの範囲の講義を行います。まずは、受講者の方々がSlackに投稿した論点や疑問点を踏まえたうえで、今回の講読範囲の要点をまとめます。さらに、批判的読解をするうえで見逃すことのできない次の二つの論点を提示して、受講者の皆さまと議論を深めたいと思います。その論点とは、「蠟」(166頁)および「鳩小舎」(186頁)を巡るものです。
第五回(11月7日) 11:00 - 12:30
『テアイテトス』「三九」~「四四」までの範囲の講義を行います。まずは、受講者の方々がSlackに投稿した論点や疑問点を踏まえたうえで、今回の講読範囲の要点をまとめます。さらに、批判的読解をするうえで見逃すことのできない次の二つの論点を提示して、受講者の皆さまと議論を深めたいと思います。その論点とは、「言論」(217頁)および「差別性」(230頁)を巡るものです。
2) 講師からのメッセージ
はじめまして。東京大学で哲学を研究している山野弘樹と申します。普段はポール・リクール(Paul Ricœur, 1913-2005)という現代フランスの哲学者の研究をしているのですが、「より多くの方々に哲学の意義と魅力を知ってもらいたい」という思いのもと、一般の方向けの哲学イベントも数多く主催しております。
「これまで一冊も哲学書を読んだ経験がありません!」という方でも大丈夫です。〈メタ思考能力〉を向上させたいすべての方のご参加を、心よりお待ちしております。
第一回(10月10日) 11:00 - 12:30
まず『テアイテトス』を著したプラトンの経歴、およびプラトン哲学における『テアイテトス』の位置づけに関して説明をします。さらに、これから「知識」について考えていく為にも、まずは〈「知っている」とはどのようなことか?〉という問いを考えていきたいと思います。また、実際に『テアイテトス』を読み進めていく際に〈意識すべき点〉、〈押さえておくべき点〉などを指摘し、受講者の方々への〈道しるべ〉を提示したいと思います。そこで、『テアイテトス』のみならず、哲学書全般を読み進めていくときに必須となる「批判的読解」という方法に関して、解説をしていきたいと思います。
第二回(10月17日) 11:00 - 12:30
『テアイテトス』「一」~「一八」までの範囲の講義を行います。まずは、受講者の方々がSlackに投稿した論点や疑問点を踏まえたうえで、今回の講読範囲の要点をまとめます。さらに、批判的読解をするうえで見逃すことのできない次の二つの論点を提示して、受講者の皆さまと議論を深めたいと思います。その論点とは、「感覚」(38頁)および「記憶」(74頁)を巡るものです。
第三回(10月24日) 11:00 - 12:30
『テアイテトス』「一九」~「三〇」までの範囲の講義を行います。まずは、受講者の方々がSlackに投稿した論点や疑問点を踏まえたうえで、今回の講読範囲の要点をまとめます。さらに、批判的読解をするうえで見逃すことのできない次の二つの論点を提示して、受講者の皆さまと議論を深めたいと思います。その論点とは、「動き」(137頁)および「思量」(148頁)を巡るものです。
第四回(10月31日) 11:00 - 12:30
『テアイテトス』「三一」~「三八」までの範囲の講義を行います。まずは、受講者の方々がSlackに投稿した論点や疑問点を踏まえたうえで、今回の講読範囲の要点をまとめます。さらに、批判的読解をするうえで見逃すことのできない次の二つの論点を提示して、受講者の皆さまと議論を深めたいと思います。その論点とは、「蠟」(166頁)および「鳩小舎」(186頁)を巡るものです。
第五回(11月7日) 11:00 - 12:30
『テアイテトス』「三九」~「四四」までの範囲の講義を行います。まずは、受講者の方々がSlackに投稿した論点や疑問点を踏まえたうえで、今回の講読範囲の要点をまとめます。さらに、批判的読解をするうえで見逃すことのできない次の二つの論点を提示して、受講者の皆さまと議論を深めたいと思います。その論点とは、「言論」(217頁)および「差別性」(230頁)を巡るものです。
2) 講師からのメッセージ
はじめまして。東京大学で哲学を研究している山野弘樹と申します。普段はポール・リクール(Paul Ricœur, 1913-2005)という現代フランスの哲学者の研究をしているのですが、「より多くの方々に哲学の意義と魅力を知ってもらいたい」という思いのもと、一般の方向けの哲学イベントも数多く主催しております。
「これまで一冊も哲学書を読んだ経験がありません!」という方でも大丈夫です。〈メタ思考能力〉を向上させたいすべての方のご参加を、心よりお待ちしております。
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